1. ホーム
  2. 【ICTレポート】第35回 ソーシャルスキルトレーニングVR「emouエモウ」 株式会社ジョリーグッド

【ICTレポート】第35回 ソーシャルスキルトレーニングVR「emouエモウ」 株式会社ジョリーグッド

VRでSST(ソーシャルスキルトレーニング)。
何度でも失敗できる、やり直せる。
安心感の中でソーシャルスキルを学ぶ。

「emou」でトレーニング中の子どもたち
*クリックすると大きな画像が開きます。

こんにちは。ドリームアーク編集部です。
2017年の総務省の報告書によると、2012年の文部科学省の調査では、義務教育段階の全児童生徒数1,040万人のうち、約6.5%の児童が発達障がいを持っている可能性があるとされています。(※1)
発達障がいとは、“自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの”と、「発達障害者支援法」では定義されています(※2)。発達障がいのある人は、コミュニケーションや人間関係づくりが苦手で、その行動や態度から「自分勝手」「変わった人」「困ったちゃん」と誤解されることがしばしばあります。しかし、特定分野で優れた能力を発揮する場合もあります。このようなアンバランスな状況も、発達障がいへの理解を進める上でのボトルネックになっているようです。
2005年4月1日に「発達障害者支援法」が施行されて以来、発達障がいのある人への理解や支援が進んでいるとはいうものの、発達障がいに関する専門家はまだ少なく、関係者の連携も十分とはいえない状況です。また、子どもたちだけでなく、大人になってから発達障がいを持っていることが分かる場合などもあり、学校だけでなく職場での支援の必要も指摘されるようになってきています。発達障がい支援は、まだまだ航海をはじめたばかりなのです。

※1:総務省行政評価局「発達障害者支援に関する行政評価・監視」より
http://www.soumu.go.jp/main_content/000458776.pdf#search=%27%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3+%E5%85%90%E7%AB%A5+%E7%B5%B1%E8%A8%88%27
※2:文部科学省「特別支援教育について」内「発達障害とは」より
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/hattatu.htm

出典:政府広報オンライン「特集 発達障害って、なんだろう?理解する」
https://www.gov-online.go.jp/featured/201104/index.html
*クリックすると大きな画像が開きます。

そんな中、発達障がい支援の対応策のひとつとして注目されているのが「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」です。ソーシャルスキルとは、“対人関係や、社会生活を営むために必要な技能”のことで、その対人行動を習得する練習のことを「SST」といいます。ひとことで言えば、「人と上手に関わる技術を身につける」ことなのです。元々は心理療法として開発されたトレーニングでしたが、最近は発達障がいのある子どもなどに効果があるとされ、学校や療育施設、病院などで取り入れられるようになりました。
しかし、SSTの歴史はまだ浅く、十分にスキルを身につけたトレーナーの絶対数が不足している状況で、トレーナーの育成とともにトレーニングの質の向上が喫緊の課題となっています。
この課題解決に一石を投じようとしているのが、株式会社ジョリーグッドが開発したソーシャルスキルトレーニングVR「emou(エモウ)」。今、話題のVR(バーチャルリアリティ)を活用したSSTプログラムです。今回は、このサービスの開発担当の方から、開発の経緯や将来の展望などをじっくりお伺いしてきました。

「emou」は、専門医監修のもと開発された、
VRを活用した発達障がい支援機関向けSSTプログラムサービス

「emou」は、専門医の監修のもと、学校生活や職場で、ソーシャルスキルが必要となる様々なシーンを高精細VRで再現。リアルな相手の目線や表情、言動を通して体験型のトレーニングができる発達障がい支援プログラムです。
その特長は、従来のイラストやワークシートを使用したロールプレイなどでのSSTとは異なり、VR空間の中で360°上下左右が見える“体験”の中で全体を見て判断や行動ができるようになるということ。これにより経験の浅い支援スタッフでも、SSTに必要な背景情報を、利用者と齟齬なく共有することができ、一定のクオリティーを保ったトレーニングを提供できるようになります。
さらに、ワークシートやロールプレイではこれまで再現できなかったリアリティをVR体験として“いつでも何度でもプログラムの中で提供できる”ため、利用者に良質なSSTを繰り返し実施することが可能。何度、失敗してもやり直すことができるので、体験者の自己肯定を促すことができるのです。

「emou」の概要紹介動画

VRだからこそ再現できる臨場感あふれるシーン
プログラムの中で同じ場面を何度もトレーニングできる

従来のワークシートやロールプレイによるSSTでは、会話の空気感や距離感など、場面の臨場感を再現することが難しく、体験者にリアルな感覚を持ってもらいにくい、という課題がありました。
また、支援スタッフの知見や力量によって、クオリティーにばらつきが生じることがあるとともに、スタッフの育成にも課題を抱えています。
これらの課題を解決するのが「emou」。そのポイントは下記のようになります。

①ソーシャルスキルが求められる日常の様々なシーンをプロの役者が完全再現。会話だけでなく表情やしぐさなどの非言語コミュニケーションまでを含んだ本人目線のVRで、良質なSSTの実施を実現。

②VRコンテンツごとに、専門医監修のプログラム化した指導要綱=セッションシートを提供。VRコンテンツをどのように使いセッションを進めるか、どのように学びを深めていくかがまとまっているため、経験の浅い支援スタッフでも、一定のクオリティーを保ったSSTを実施することが可能。

③必要な機材はVRゴーグルとスマートデバイスだけ。シンプルな機器構成で導入後すぐに実施可能。デジタルに詳しくない支援スタッフでも安心して利用できる。

④VRコンテンツは、7~18歳程度が対象の「学齢期向け」と16歳以上が対象の「就労移行期向け」の2コースを用意。全48本のコンテンツで、ソーシャルスキルを学べるようになっている。

以上のようなポイントを持つ「emou」は、リアルなVR空間で相手の言葉や表情、しぐさを感じ取る一つひとつの体験から、ソーシャルスキルの学びを生み出します。

必要な設備はVRゴーグルとスマートデバイスのみ、というシンプルさ
*クリックすると大きな画像が開きます。

友達や先生の表情や仕草、言動はどんな気持ちで発せられたのか…
相手の視点に立ってものごとを考えることが大きな学びにつながる

「emou」のSSTプログラムは、

①VR体験
学校生活や職場などの対人関係の中で、共感や状況理解が必要な場面を再現したVRの体験。

②ディスカッション
VR体験後に、支援スタッフが利用者に、相手の表情や言動の裏にある思考などについてディスカッションを行う。

③繰り返し
何度も繰り返し同じ場面を体験することで、般化を促す。

という手順で進められます。以下、SSTのコンテンツをいくつか見てみましょう。

コンテンツ例1「学齢期向け」

*クリックすると大きな画像が開きます。

[目的]:内緒の理解、学校での友人や先生との会話やシチュエーションの体験

一般的に“嘘をつくのはいけないこと”とされていますが、相手のことを思って嘘をつくことが必要な場面があります。たとえば真ん中の「かっこいいペン」コンテンツでは、利用者がクラスメイトのリコちゃん(女の子)からお土産で、ペンをもらいます。利用者は彼女から「これは前にもらったお土産のお礼だから他の男子には買っていない」と告げられます。そんな中、登校してきた2人の男子クラスメイトに「何そのペン!いいじゃん!」と見つかってしまいます。
ここで、2人にどう対応するのか、3つの選択肢が登場します。
「リコちゃんにもらった」「昨日買ってもらった」「欲しいならあげるよ」
利用者はこの中から選択肢を選び、その後の各シナリオが再生されます。自分の答えについて、リコちゃんはどう思うか? 何でそう答えたか? など、VR体験終了後にディスカッションをします。

コンテンツ例2「就労移行期向け」

*クリックすると大きな画像が開きます。

[目的]:入社後のシチュエーション体験&練習

客先での挨拶時の自己紹介、入社初日の会社の同僚や上司への自己紹介、就業時間中聞きたいことができたとき、周りのどの人に相談をするか? といったシチュエーションが体験できるコンテンツです。
「自己紹介」コンテンツについては、利用者が実際に言葉を発して練習ができるよう、自己紹介をするための時間が設けられています。
「誰に相談するか」のコンテンツは、どの人に質問をするかの選択肢が現れ、どの選択肢を選んでも反応がもらえるようになっています。たとえば、忙しそうに電話をかけようとしている先輩を選ぶと、質問にちゃんと答えてもらえず先輩は電話をかけてしまいます。こちらもVRで体験後、なぜその人を選んだのか? 選んでどうだったか? など、ディカッションに活かします。

コンテンツ例3「就労移行期向け」

*クリックすると大きな画像が開きます。

[目的]:面接官の視点から求職者(面接される人)を見てみる

正しいパターンと間違っているパターンの2つのパターンがあり、見比べることができます。正しいパターンでは、姿勢良く腰掛け、ハキハキとちょうど良いボリュームの声で、面接で自己紹介をする求職者が見られます。
間違ったパターンでは、衣服も乱れ、座る姿勢も悪い求職者が、同じように自己紹介をします。
これは練習をするためのコンテンツではなく、面接官視点で正・誤それぞれのパターンの求職者を見て、面接官からは求職者がどのように見えているか、パターンによって自分(面接官)はどう思うか? など、やはりその後のディスカッションに活かします。

このように、VRによる様々なシチュエーションのリアルな体験と、その中での選択・経験を基にしたトレーニングを繰り返すことで、利用者が新たな視点を持つことが可能になり、支援スタッフも状況判断へのアドバイスなど様々な支援を、キャリアや知見の差にかかわることなく行うことができる新しいサービス、それがSST VR「emou」なのです。

先端テクノロジーがもたらす恩恵を
“本当にそれを必要としている人たち”に届けたい

「emou」への真摯な想いを語る青木氏
*クリックすると大きな画像が開きます。

ここからは、「emou」の生みの親である、株式会社ジョリーグッド 経営戦略局 クリエイティブ事業部 シニアプロデューサーの青木雄志氏に「emou」に込められている想いをお伺いしていきます。

編集部:VRといえばエンターテインメントの印象が強く、ジョリーグッドさんでも、「吉本新喜劇VR」や「水都大阪VRクルーズ」などの制作をされていますよね。なぜ、福祉というフィールドでの活動をはじめられたのですか?

青木:おっしゃる通り、弊社はエンターテインメントコンテンツを多く扱っています。ですが、企業ミッションは“テクノロジーは、それを必要とする人に使われて、初めて価値がある。 ”と掲げており、エンターテインメント以外のVRも多く手がけています。
先端テクノロジーは、それだけを見ると “ちょっと難しい” ものです。でもそこに適したコンテンツや素敵な体験を加えると、“ちょっと楽しい” に変わります。この“ちょっと楽しいテクノロジー・エンターテインメント”を“本当にそれを必要としている人たちに届ける”ことで、世の中の課題を解決したい。そこで、着目したのが福祉の世界、中でも“発達障がい”だったのです。VRを活用すれば、発達障がいのある人たちの成長に寄与できて、社会進出の支援ができるのではないか、と。
発達障がいのある人たちは、“初めてのこと”が苦手な方が多く、それを支援するプログラムとしてSSTが活用されているのですが、従来のワークシートやロールプレイでは、場面の臨場感を高めることができませんでした。ある程度、利用者の頭の中でシーンを想像しなければならないというのがボトルネックになっていたのです。実際の場面では360°の空間があり、そこでの会話も言語だけでなく表情やしぐさなどの非言語コミュニケーションが含まれています。そこで、VRを活用すると、空間の感覚や非言語コミュニケーションなどが伝わる、より臨場感の高い、実際の環境に近い体験の中で予習ができます。しかも、何度失敗してもやり直すことができる。繰り返し経験することで、ソーシャルスキル=対応力を身につけることができるのではないか、と考えたのです。

現場第一主義が生み出す、体験者にとって価値のあるコンテンツ

編集部:新規領域ということで、コンテンツの開発にはたくさんのご苦労があったのではないでしょうか。

青木:そうですね。とにかく関係する書籍を読みまくりました(笑)。ですが実際に、一番大切にしたことは、現場に足繁く出かけるということでした。コンテンツをつくる上で、現場でないと気づかないことが多々あります。例をあげれば、コンテンツ内に利用者が話す機会をたくさん設けているのも、現場での気づきの成果です。
ある女性利用者のトレーニングで、彼女がハキハキと話している姿を見ました。発達障がいのある人の中には、“ロボットが相手だとスムーズにコミュニケーションが取れる”という方もいらっしゃるようで、彼女もVRだと現実よりも恐怖感を感じることなく、何度もコミュニケーションの練習ができていました。そこで、利用者がVR空間の中でしっかりと発言の練習ができる部分をつくろうと考え、コンテンツ内の発言時間を長めに設定したり、ヒントとなるテキストを空間内に表示することにしました。
また、ある支援者の方からは、“選択肢それぞれに独自のストーリーが展開していくと、より現実に近い体験ができて、幅広くソーシャルスキルを学ぶことができるのではないか”というご意見をいただきました。そこで、現在のような分岐するストーリー展開のコンテンツに仕上げました。

編集部:それは、ハードルをかなり上げる要望でしたね。いろんなストーリー展開をつくるのはたいへんだったのではないですか?

青木:ぼくはもともとテレビの制作に携わっていたので、ストーリーづくりは苦にならないどころか、むしろ楽しみながら進めることができました。

「emou」のSSTには、現場での知見が詰まっている
*クリックすると大きな画像が開きます。

テクノロジー・エンターテインメントがSSTへのモチベーションをアップ

編集部:今年(2019年)の3月からサービスをスタートされていますが、支援施設や利用者からはどんな感想が寄せられていますか?

青木:現在、北海道から鹿児島まで、放課後等デイサービス事業者、就労移行支援事業者だけでなく、学校法人や発達障がい専門クリニックまで多くの施設で導入いただいています。体験していただいた方々からの感想は、「emou」のWebサイトにも掲載させてもらっていますが、「ゲーム感覚で楽しみながらトレーニングできるのがいい」「同じ場面を何度も繰り返しトレーニングできるので、失敗を恐れずにトライできる」などのお声をいただいています。
実際に現場に行くと、SSTに参加したがらない人を見受けます。私見ですが、きっとSSTに“テストされている”ような感覚を持っていらっしゃるのではないかと感じました。それが、VRを使った「emou」なら、遊び感覚というか、ゲーム感覚で楽しみながら体験できる。それを魅力に感じていただいているのではないかと思っています。それと、「emou」には採点機能があるので、成果が見えやすいということもあるのではないでしょうか。得点が励みになって、SST継続のモチベーションアップにつながっているような気がします。

編集部:施設スタッフの方々は、どんな感想をお持ちなのでしょう?

青木:「経験の浅いスタッフでも一定レベルを担保した支援プログラムが提供できる」「講師の力量によらずに、トレーニングに必要な背景情報を利用者と具体的に共有することができるので、指導を行う上で非常に使いやすい」といった評価をいただいています。
通常、支援スタッフの育成には、5~10年の歳月が必要だとされています。一人前になるには時間がかかるのです。そんな中、キャリアの差がSSTの質に影響します。どうしても経験の浅いスタッフと経験を積んだスタッフとでは、SSTのやり方にクオリティーの差が出てしまうのです。それを補うのがSST VR「emou」です。支援スタッフにとって大切なのは、“利用者それぞれに均質にシチュエーションを理解してもらう”ということです。質の高いトレーニングを実施するためには、シチュエーションの理解に偏りがないようにしなければならないのです。「emou」なら、臨場感あふれる状況を映像として視覚化できるので、経験の浅深に関わらず、一定のクオリティーでシチュエーションを理解してもらうことができるのです。この点が、施設の方々から高評価をいただいている理由だと思っています。

編集部:これは杞憂かもしれませんが、VRを活用することで、リアルとバーチャルの混同のようなことは起こらないのでしょうか?

青木:おっしゃる通り、VRの場合、リアルとバーチャルとの認識のバランスは、とても重要になってきます。その対応のひとつとして、専門医にコンテンツの監修をお願いしています。そして、専門医監修によるセッションシートを用意しています。これは、SSTのマニュアルとともに体験後のトレーニングの方法といったアフターフォローにまで言及した指導要綱です。これらをプログラム化して、VR体験後にディスカッションを行うなどすることで、リアルとバーチャルがよいバランスを保持できるようにしています。
セッションシートに関しては、現場データを逐次フィードバックさせて、バージョンアップをしています。つまり、「emou」は、常に進化を続けている。完成して成長を止めるということはないのです。

「emou」に完成という言葉はない。常に進化を続けていく
*クリックすると大きな画像が開きます。

グレーゾーンの人たちを支援することで
SSTのスタンダードモデルをつくりたい

編集部:発達障がいに関しては、いわゆる認定を受けていないグレーゾーンの人たちへの対応が課題とされていますが、そういった人たちに「emou」は、どんな貢献ができると考えていらっしゃいますか?

青木:認定を受けられず施設に入ることができないなど、支援を受けられない人がたくさんいらっしゃると聞いています。また、自分が発達障がいであることを認めたくない人もいらっしゃるようです。いずれにしても、“生きづらさ”を感じていらっしゃるということに変わりはありません。それを解決するためには、自宅でSSTができるような個人向けのプログラムの開発が必要だと思っています。それについては、現在、検討をはじめています。
これまでの支援は、発達障がいのある人とそうではない人との“マイナスを埋める”という発想に基づいていたような気がします。それが「emou」では、VRで疑似体験をすることで、障がいのある人、支援する人ともに“視野を広げる”という発想にシフトできるのではないか、と考えています。発達障がいのある人はもちろん、グレーゾーンの人たちの生きづらさを和らげて、社会進出の力添えができたら、と思います。

編集部:また、支援スタッフに関しては、育成ノウハウも少ないため、人材が不足していると聞きますが、それについてはどうお考えですか?

青木:確かに、現在は支援スタッフが自分なりにSSTを実施している感があります。「emou」の活動を続けていく中で、セッションシートを充実させていけば、それがひとつの“育成マニュアル”になるのではないか、と期待しています。
また、活動を通じて得た知識や経験、ノウハウを活用して、トレーナー養成講座や検定の実施などもできればいいですね。このような活動を続けていくことで、発達障がい支援のスタンダードモデルが構築できたら……というのが、今のぼくの夢です。

発達障がい支援の未来が詰まった「emou」の生みの親、青木雄志氏
*クリックすると大きな画像が開きます。

編集後記

「emou」、なんとも不思議な響きを持った名前です。そこで名付け親でもある青木氏にその由来を聞いてみました。
「emo」の部分は、「Emotion」(感情)。「u」には、「Univers」(宇宙)、「Unkown」(未知の)や他者を表わすYou(U)などいろいろな意味を込めました、と答えてくださいました。そして、続けて、
「というのを公式由来としているんですが、実は、突然、降りてきたような名前なんですよ。ぼくは、ドラえもんが大好きで。なぜ好きかというと、テクノロジーが、“モノ”や“道具”としてではなく、のび太の“友達”として一緒にいるというのが、いいなあと思うんですよ。なので、そこから“emon”を抜き出してみたんです。 でも、それじゃ、そのまんまだし……。で、最後の“n”をひっくり返して“u”に変えてみたのが『emou』なんですよ」と、笑って話してくださいました。
素敵な名前のプロジェクトは、まだまだ生まれたばかりです。VRという“不思議なポッケ”から、さまざまな楽しいコンテンツを出して、皆の夢をかなえていってほしいものです。そして、いつか、発達障がい支援のスタンダードモデルを作り上げてください。

―「emou」公式サイト―
emou
URL:https://emou.jp/
emouホームページ
―企業プロフィール―
株式会社ジョリーグッド
株式会社ジョリーグッド
[所在地]
東京都中央区日本橋堀留町1-8-11 人形町スクエア3F
[URL]
https://jollygood.co.jp/
[事業内容]
・先端テクノロジーの研究開発
・エンターテイメント企画開発
・ソフトウェア開発
・プロダクトデザイン
・コンテンツ制作
・コミュニティの企画運営
・イベントの企画運営
・海外ビジネスコンサルティング
印刷用ページを表示する

バックナンバー

*クリックまたは、エンターキーによりメニューが表示されます