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ITを活用して、健康意識の高いまちづくり

ITで進化する福祉活動 ITを活用して、健康意識の高いまちづくり

福祉現場でITを活用する取り組みが進められています。

少子高齢社会が到来して、医療費の増大や医療・介護従事者の人材不足などが、福祉現場における社会的課題となっています。これらの課題に対して、ITを活用して克服を図ろうとする取り組みが、現在、通信・IT業界を中心に進められています。

福祉現場でITを活用するのには、2つの流れがあります。
1つは、被介護者と介護事業者・医療機関、行政機関をネットワークで1つに結ぶシステムを構築する流れ。社会インフラを充実させて福祉現場をサポートしていこうという考えに基づくものです。
もう1つは、高齢者や障がい者がITを活用することで、自らの生活の質(QOL)が高まるという流れ。例えば、高齢者がパソコン教室に通ったりすることで新たな趣味が持てるようになったり、障がい者の在宅勤務が可能になり、就労の機会が拡大するなどの効果が期待できます。

今回は、ある通信会社の展示会で紹介されていた岩手県遠野市のIT活用事例をご紹介いたします。
遠野市は、岩手県の中央部に位置し、四方を山に囲まれた人口約3万人の山あいのまち。民俗学者の父と呼ばれる柳田國男の『遠野物語』の舞台としても知られています。
遠野市では、疾病予防の仕組みづくりにITを活用した「遠隔健康相談システム」を導入して、市民の健康増進を図っています。
この「遠隔健康相談システム」の概要は、医療機関と市民とをテレビ電話でネットワークし、遠隔健康相談を実施するというもの。市民は、歩数計や血圧計などのバイタルセンサーをテレビ電話を通して、運動記録や健康情報などのデータを簡単に登録することができます。医療機関は、それらのデータを確認しながら市民に対してテレビ電話を使って遠隔診断や健康指導を行うのです。
「遠隔健康相談システム」の導入により、市民の健康に関する意識が高まるとともに、血圧やメタボリックシンドロームの指標となるBMIの数値改善が見られるようになるなど、一定の成果があがっているようです。
さまざまな課題がある福祉現場ですが、ITなど先進の技術の活用で、着実に前進しています。これからも、いろいろな事例を紹介してまいります。ご期待ください。

「遠隔健康相談システム」イメージ
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