1. ホーム
  2. お役立ち情報-緊急時のコミュニケーションに向けて、四国の手話の「方言」を紹介する冊子を発行-

お役立ち情報-緊急時のコミュニケーションに向けて、四国の手話の「方言」を紹介する冊子を発行-

お役立ち情報-緊急時のコミュニケーションに向けて、四国の手話の「方言」を紹介する冊子を発行-

聴覚障がいの人たちなどでつくる、四国ろうあ連盟(香川県観音寺市)などが、四国4県の手話の「方言」を紹介する冊子を発行しました。

全国共通で使える手話については、「標準手話」の指定が1968年から日本手話研究所(京都府京都市)により進められていますが、周知機会の少なさなど様々な事情から、身近な生活環境の中で用いられる手話をまず習得する人が少なくないそうです。
全国各地で、その土地の言葉に合わせて発展した手話は、同じ仕草でもそれぞれ意味や表現が異なることもあり、その違いによるコミュニケーションの支障が、災害などの緊急事態で生じる場合もあります。
今後起こりうる南海トラフ巨大地震などへの災害の備えと、四国4県でも通じない手話があること、自分たちが使っている手話の保存と伝承という意義から、四国ろうあ連盟では各県の聴覚障がい者などを通して情報を集め、約2年をかけて、四国手話通訳問題研究会(高知県高知市)と共に、冊子『あさいと(※) 四国の手話』を制作しました。
曜日や続柄など、日常で頻繁に使用されるけれども、各地域で表現の仕方が異なるもの、四国の名所や名物を表すものなど、約50語の手話をイラスト付きで紹介。また、イラストだけでは手話の動きがわかりにくいものもあるため、DVDも収録されています。

言葉はそれぞれの土地と生活に根付くものであり、手話もまた然り。今回は四国4県での試みですが、こうした動きが全国に広がり、方言と標準手話への理解が深まっていけば、手話コミュニケーションによる混乱を最小限に防ぐことができ、災害時などにもスムーズな対話が可能になるかもしれません。

※:「あさいと」の意味は徳島県・阿波の「あ」、香川県・讃岐の「さ」、愛媛県・伊予の「い」、高知県・土佐の「と」に、天然繊維の中でも一番強靭で、水に濡れてもさらに強さが増す麻がかけられている。「四国4県の糸を紡ぎあい、幾多の困難の水をかけられても強くつながりささえあう」という思いがこめられた冊子名。

 
冊子外観
*クリックすると大きな画像が開きます。
 
中面の一部
*クリックすると大きな画像が開きます。

『あさいと 四国の手話』冊子概要
判型・ページ数ほか/B5判・76ページ・DVD付き(46分)
定価/1080円(税込)

詳しくは……

西讃ふくろうセンター
四国ろうあ連盟事務局
FAX:0875-27-7708
Mail: shikoku.deaf@gmail.com

印刷用ページを表示する

NTT西日本通信サービスの使命

バックナンバー

*クリックまたは、エンターキーによりメニューが表示されます