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エンタメ・ガイド-2015年初頭 注目の映画・ゲーム・展覧会-

エンタメ・ガイド-2015年初頭 注目の映画・ゲーム・展覧会-

2015年のスタートを彩る、注目のエンターテインメントをご紹介。フィンランドの知的障がい者4人で結成されたパンクロックバンドの日常を追う抱腹絶倒の音楽ドキュメンタリー映画、視覚障がいの方と健常者がハンデなく遊べる音を使ったボードゲーム、話題の展覧会など。ご興味ある方はぜひお出かけ、もしくはご体験を!

【映画】*劇場情報はおもに西日本のものを掲載しています。
『パンク・シンドローム』
(監督:ユッカ・カルッカイネン&J-P・パッシ/配給:エスパース・サロウ/2012年 フィンランド・ノルウェー・スウェーデン合作/出演:ペルッティ・クリッカ、カリ・アールト、サミ・ヘッレ、トニ・ヴァリタロ、カッレ・パジャマー)

『パンク・シンドローム』フライヤー表面  
フライヤー表面
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フィンランドの知的障がい者4人で結成されたパンクロックバンドの日常を追ったドキュメンタリー。それぞれ知的障がいを抱えるペルッティ、カリ、サミ、トニによる4人の個性がぶつかり合うパンクロックバンド「ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト」は、施設や社会への不満をシンプルかつパワフルな音楽で表現し、障がい者や健常者といった垣根も超えて聴衆を魅了している。そんな彼ら4人の日常を追ったドキュメンタリーである本作は、練習風景や仲間同士のケンカ、結婚、失恋、CDデビュー、海外公演まで捉え、彼らの魂の源泉をたどっていく。
「少しばかりの敬意と平等が欲しい」「権力者はペテン師だ 俺たちを閉じ込める」など容赦ない歌詞の端々からは、「社会を変えたい、障がい者に対する人々の意識を変えたい」という強い想いが感じられる。日本では2013年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映され、観客の選ぶ「市民賞」を受賞した話題の作品が、ついに劇場のスクリーンに登場!

熱唱するペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト  
熱唱するペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト
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★公開日:2月公開(名古屋、大阪)
★劇場:名古屋シネマテーク、第七藝術劇場、元町映画館、京都シネマ、シアターキノ、 KBCシネマ  など順次公開(詳しくは下記サイトをご覧ください)
★オフィシャルサイト:http://punksyndrome.net/

【ゲーム】
視覚障がい者も健常者も一緒に楽しめる!
ふると音のなる壷を使った新感覚のボードゲーム「アラビアの壷」

2015年11月に発売されたボードゲーム「アラビアの壷」は、聴覚を手がかりにすることで、視覚障がいのある人と健常者が、ハンデを付けることなく対等な立場で楽しむことができます。

[ルール]
2人から6人で遊びます。
3×3のマスのボードの上に、3種類の音のなる9個の壺を置きます。
順番に1個選んで音をならすか、隣り合った壺を入れ替えるかをします。
一番最初にタテ、ヨコ、ナナメのいずれか一列、同じ音を揃えた人が勝ちです。

音を聞き分ける能力と記憶力、推理力が試されるゲームとなっており、障がいの有無や年齢などを超えても楽しめます。

耳をすましてゲームに熱中 同じ音の壷が並べば勝利!  
(左)耳をすましてゲームに熱中 (右)同じ音の壷が並べば勝利!

1月24日に大阪の社会福祉法人 日本ライトハウス情報文化センターにて開催された「アラビアの壷で遊ぶ会」では、視覚障がい者の方と、健常者である介助の方などが混じってゲームを楽しみました。“音”が主役のゲーム体験は新鮮なものだったようで、実際に遊んでみた方々からは「頭の体操になる」「自分の記憶力を試される」などの声が上がっていました。

★発売元:濱田隆史デザイン事務所(ゲームデザイン:濱田隆史、プロダクトデザイン:佐藤仁)
★商品仕様:
【ユニバーサル版】音の鳴る壺×9個、音の鳴らない壺×1個、説明書、絨毯ボード、音声説明CD-ROM、web説明書への案内カード(点字)、箱
【ベーシック版】音の鳴る壷×9個、音の鳴らない壷×1個、説明書、絨毯ボード、箱
★価格:【ユニバーサル版】6,800円(税別)、【ベーシック版】5,800円(税別)
      ※2015年1月29日現在の販売価格です。
★オフィシャルサイト:http://arabianotubo.com/

【アート】
日本財団アール・ブリュット美術館合同企画展
「TURN/陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」

日比野克彦 HIBINO Katsuhiko《モニチヌ(みずのき2)》2014年  
日比野克彦 HIBINO Katsuhiko《モニチヌ(みずのき2)》2014年
※松花苑みずのきでのショートステイ体験中に制作した作品
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日本財団が支援する複数のアール・ブリュット美術館で、アーティスト・日比野克彦氏を監修に迎えた合同企画展が開催されています。

展覧会に先立ち昨年8月に行われたフォーラムで、日本財団会長・笹川陽平氏が「障がい者が描いたから素晴らしい作品というのは間違い。素晴らしい作品を描いたのがたまたま障がい者だった、というのが正しい。我々が勝手に障がい者と健常者という仕切りを付けている」と発言したように、これまでの障がい者の表現に対する画一的な語られ方や受容に対する問いかけを表現する本展覧会。監修者として、障がい者支援施設へショートステイし、深く思考した日比野氏をはじめ「『陸』という日常に『海』へと潜るような視座を向けることによって、日常生活や私たち自身の中に驚くべき豊かさが息づいていることを見出した」27名の作家による、障がいのある/なしといった表面的なことなどを超えた奥深いアートの世界を、この機会にお楽しみください。

★会場・会期:広島県 鞆の津ミュージアム 2015年2月1日(日)-3月29日(日)
         福島県 はじまりの美術館 2015年4月18日(土)-6月28日(日)
         高知県 藁工ミュージアム 2015年7月12日(日)-9月23日(水・祝)
★オフィシャルサイト:: http://artbrut-nf.info/

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