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エンタメ・ガイド-この夏注目の映画・アート・コミック情報-

エンタメ・ガイド-この夏注目の映画・アート・コミック情報-

この夏注目のエンターテインメントから、障がいに関わる題材の作品などの情報をピックアップしてご紹介します。
8月に入り、すでに夏休みを満喫されている方もいらっしゃることと思いますが、様々な国の個性豊かな映画、視覚障がいのある人が手で触れて鑑賞することのできる美術展、独自の感性を持つアーティストの個展、話題のコミックの新刊など、ぜひ、今夏の予定に組み入れてみてください。

【映画】*劇場情報はおもに西日本のものを掲載しています。

『グレート デイズ!-夢に挑んだ父と子-』
(監督:ニルス・タヴェルニエ/配給: ギャガ/2014年 フランス/出演:ジャック・ガンブラン、アレクサンドラ・ラミー、ファビアン・エロー)

『グレート デイズ!-夢に挑んだ父と子-』
© 2014 NORD-OUEST FILMS PATHÉ RHÔNE-ALPES CINÉMA
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車いす生活を送る反抗期の少年と、頑固で不器用なその父親が、力を合わせてトライアスロン、それも最難関とされるアイアンマンレースに挑戦し、親子として真正面から向き合っていく姿を描き、『最強のふたり』の感動再び! とフランスで大ヒットした話題作。
息子ジュリアンを演じるファビアン・エローは自身も実際に車いすでの生活を送っており、障がい者が自分で車の運転をするための支援協会を立ち上げるなど積極的な活動を行っているそう。彼の熱演や父子の絆だけでなく、無謀に見える2人の挑戦がやがて周囲の人々を巻き込み、夢に向かって一丸となっていくさまが爽やかな感動を呼びます。

★公開日:8月29日(金)
★劇場:TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、 TOHOシネマズくずはモール、 TOHOシネマズ鳳、 TOHOシネマズ二条、OSシネマズミント神戸、 TOHOシネマズ西宮OS  ほか順次公開(詳しくは下記サイトをご覧ください)
★オフィシャルサイト:http://greatdays.gaga.ne.jp/

『バルフィ! 人生に唄えば』
(監督:アヌラーグ・バス/配給:ファントム・フィルム/2012年 インド/出演:ランビール・カプール、プリヤンカー・チョープラー、イリヤーナー・デクルーズ)

『バルフィ! 人生に唄えば』
©UTV Software Communications Ltd 2012
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2012年アカデミー賞外国語映画賞のインド代表作品に選出されるなど、高い評価を受けるインド娯楽映画の新たな感動作。聴覚に障がいがある青年バルフィと、彼との出会いを通じて人生を大きく変化させていく2人の女性。主人公バルフィを演じるボリウッドの大スター、ランビール・カプールのチャップリンやバスター・キートンを思わせる全身を使った表情豊かな演技、登場人物の感情を繊細に歌い上げる楽曲も見どころですが、「雨に唄えば」など数々の名作映画にオマージュを捧げる場面など、あふれる映画愛も魅力の一本です。

★公開日:8月22日(金)
★劇場:TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、TOHOシネマズ西宮OS、TOHOシネマズ天神 ほか西日本各地域にて順次公開(詳しくは下記サイトをご覧ください)
★オフィシャルサイト:http://barfi-movie.com/

『シンプル・シモン』
(監督:アンドレアス・エーマン/配給・宣伝:フリッカポイカ/2010年 スウェーデン/出演:ビル・スカルスガルド、マッテイン・ヴァルストレム、セシリア・フォッシュ)

『シンプル・シモン』
© 2010 Naive AB, Sonet Film AB, Scenkonst Västernorrland AB, Dagsljus AB, Ljud & Bildmedia AB, All Rights Reserved.
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アスペルガー症候群(広汎性発達障がいのひとつ)のシモンは、物理とSFが大好きで、気に入らないことがあると自分だけの“ロケット”にこもってしまう。唯一の理解者である兄のサムが自分のせいで恋人にフラれたため、シモンは兄の新しい恋人探しを始めるが……。
各地の映画祭で好評を博し、ミニシアターでの公開でも「もう一度観たい!」「シモンに会いたい!」と反響を集めた愛すべき作品が、この8月~9月にも西日本の各劇場(下記)で上映。主人公の眼に映る世界をユーモアたっぷりに描き出し、北欧デザインのカラフルなインテリアやファッション、スウェディッシュポップも魅力的な、心満たされるキュートでハッピーな物語をこの機会にぜひ。

★劇場:塚口サンサン劇場(9月6日公開)、シネマルナティック、シアターシエマ(8月16日公開)ほか全国順次公開(詳しくは下記サイトをご覧ください)
★オフィシャルサイト:http://www.simon-movie.jp/

【アート】

美術の中のかたち―手で見る造形 横山裕一展
「これがそれだがふれてみよ」

横山裕一 《ふれてみよ4 〈強風〉(別バージョン)》
横山裕一 《ふれてみよ④〈強風〉(別バージョン)》 2014年 © Yuichi Yokoyama
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兵庫県立美術館が平成元年から開催を続ける企画展「美術の中のかたち―手で見る造形」。視覚障がいのある人に、所蔵作品に実際に手で触れて鑑賞してもらうという展覧会ですが、「視覚に障がいのある人にも美術館に来てほしい」という思いと「作品に触れて鑑賞することにより、視覚にかたよりがちな美術鑑賞のあり方を問い直す」という目的のもと、開催を重ねています。25回目を迎えた今年は「ネオ漫画」と呼ばれる、漫画と美術を融合させたボーダーレスな作品で世界の注目を集める横山裕一氏を出展作家に招へい。収蔵作品より氏が選んだジャコメッテイ、ミロなど他作家の彫刻作品と、そこからインスピレーションを得て生まれた氏の新作「ネオ漫画」を展示しています。
会場には手で触れて鑑賞できる作品も、そうでない作品も並んでいますが、目の見えない方、見えにくい方には、スタッフが各作品の内容と魅力をおしゃべりしながら案内してくれます。「見る」「触る」に加えて、会話のやりとりによる鑑賞を楽しめるこの展覧会、ご興味ある方はぜひ体験なさってはいかがでしょうか。

★会場:兵庫県立美術館
★観覧料金:一般510円 
        ※~9月30日(火)まではクールスポット指定期間のため一般250円
★会期:開催中~11月9日(日) 休館日など詳細は下記URLにてご確認ください   
★URL:http://www.artm.pref.hyogo.jp/

ACKEY’S EXHIBITION マボロシ☆リアリズム VOL.1

Ackey「男前な黒豚」
Ackey「男前な黒豚」2013年
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NPO法人スウィングの芸術創作活動「オレたちひょうげん族」のメンバーとして、またエイブルアート・カンパニーの登録作家として、動物をはじめ様々なモチーフを描く画家・Ackey(アッキー)の初の個展。「めっちゃ写実やのになんでそうなんの!?」と驚きを与える不可思議なその絵は「マボロシ・リアリズム」と呼ばれ、時に観る人の感動を呼び起こし、時に爆笑を誘います。
そんなAckeyのユニークな作品と共に、「オレたちひょうげん族」から生まれたアートグッズの販売も行われる今回の展覧会。会場となるのは、イギリス・ガーディアン紙が選んだ「世界の素晴らしい本屋ベスト10」に日本から唯一選ばれたこともある京都の名書店、恵文社一乗寺店にあるギャラリーアンフェール。独自の魅力的な時間が流れる書店のギャラリーで、アーティストたちの作品からあふれるセンスと個性をお楽しみください。

★会期:8月19日(火)~8月25日(月)※最終日は18時まで
★会場:ギャラリーアンフェール(恵文社一乗寺店内)
★URL:恵文社一乗寺店 http://www.keibunsha-books.com/
     NPO法人スウィング ホームページ http://www.swing-npo.com/
     「オレたちひょうげん族」ホームページ http://hg-swing.com/

【コミック】

『ファンタジウム』杉本亜未

『ファンタジウム』杉本亜未
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マジシャンとして天性の才能を持ち、何ものにも縛られることなく自由に生きる少年・長見良。マジシャンだった祖父・龍五郎に憧れて育ったサラリーマン・北條は、良のマジックの才能を「他人の人生まで変える力がある」と信じ、彼と共に歩む決意をする。2人の出会いという奇跡が、やがて周囲の人々を少しずつ変化させ、その変化は次第に大きなうねりとなって広がってゆく――。
マジシャンとしての才能に恵まれながら、「難読症(Dyslexia)」(※)という一種の学習障がいがあることで、周囲や社会との摩擦を繰り返して歩まざるをえない主人公が、けれども自分のやり方でひとつずつ前へ進んでいく姿を描いて、「モーニング・ツー」連載時(現在は「週刊Dモーニング」で月イチ連載)から高い評価を受け、宝島社『このマンガがすごい!2009』オトコ編ベストテンにも選出された秀作の単行本(第8巻)が、約3年ぶりに発売。感動できる、物語が面白い、良が繰り出すマジックにワクワクする、のはもちろん、エンターテインメントでありつつ、まだ日本では認知度の低い「Dyslexia」という障がいについて学ぶにももってこいのテキストであることも本作のすごさ。関心を持たれた方は、この夏イッキ読みしてみては?

★発売日:8月22日(金)
★出版社:講談社(モーニングKC)
★モーニング公式サイト:http://morning.moae.jp/lineup/345

※難読症(Dyslexia)…知的能力や知覚能力に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き等が困難になる障がい。形が似た文字を区別できない、文字を読みながら同時にその意味を理解できないため、読むのに時間がかかる、意図した言葉を正確に書けない、などの症状がみられる。視覚で認識した文字を音に結びつけて理解したり、単語などの形から意味を理解するプロセスに何らかの障害が起きたことによるものと考えられているが、詳しい原因は解明されていない。

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