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バリアフリー2014 福祉に関する最先端情報が一堂に会する総合福祉展

バリアフリー2014 福祉に関する最先端情報が一堂に会する総合福祉展

今年で20回目を迎える、西日本最大級の総合福祉展「バリアフリー2014」が開催されました。

障がい者や高齢者の快適な生活を支援する新製品やサービスを紹介する、福祉の総合見本市「バリアフリー2014」。今年は357社・団体が参加する過去最大の展示規模で、4月17日から19日までの3日間にわたり、インテックス大阪で開催されました。

会場内の様子。多くの来場者が熱心に説明を聞いたり、製品を試していた
会場内の様子。多くの来場者が熱心に説明を聞いたり、製品を試していた
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特に目を引いたのは、先端技術を応用した介護関連ロボット製品。今年新設の「介護ロボットゾーン」では、人の声などにセンサーで反応しコミュニケーションをとることで、高齢者に癒しを与えながら認知症を予防したり、カメラやセンサー等を内蔵しつつさりげなく要介護者の見守りをするロボット「ケアロボ」(株式会社テクノスジャパン)や、ベッドから車椅子への移乗の介助など、介護による身体的労力を軽くする「愛移情(あいじょう)くん」(株式会社アートプラン)といった、介護する人・される人の心身の負担を減らし、安心して日常生活が送れるように考えられた、数々のロボット製品が展示されていました。

見守り介護ロボット「ケアロボ」。カメラ等を内蔵し、通信機能で高齢者の様子を介護者に知らせる 要介護者自らでの車いす等への移乗を可能にした介助ロボット「愛移情(あいじょう)くん」
左:見守り介護ロボット「ケアロボ」。カメラ等を内蔵し、通信機能で高齢者の様子を介護者に知らせる
右:要介護者自らでの車いす等への移乗を可能にした介助ロボット「愛移情(あいじょう)くん」
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また、隣接ブースでは、ロボットスーツのデモンストレーションも。下肢に障がいのある方、脚力が低下した高齢者の方の自立動作を支援するCYBERDYNE(サイバーダイン)株式会社開発の「ロボットスーツHAL®福祉用」(大和ハウス工業株式会社)は、装着した人が動こうとする際に皮膚に流れる生体電位信号を感知し、歩行などの動作を支援。「操作」するのではなく「意思」を感知してアシストする、まさに最先端の技術が実用化されていました。

「ロボットスーツHAL®福祉用」。展示パネルでは動作原理や活用症例も紹介
「ロボットスーツHAL®福祉用」。展示パネルでは動作原理や活用症例も紹介

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それらに加え、インターネットサービスやタッチパネル式タブレットの活用など、ICTによる福祉機器の進歩も感じられました。
たとえば、視線だけで入力できるTobii(トビー)社の意思伝達装置「マイトビーC15Eye」(株式会社クレアクト)や、手を使うことが難しい方でもあごの動きだけでパソコンの操作ができる頸髄損傷者用入力デバイス「ミレット(millet)」(吉備高原医療リハビリテーションセンター)、視覚などと運動を組み合わせたトレーニングができる発達障がい児向けのツール「ティモコ Tim-Pro」(株式会社クレアクト)、商品についているバーコードやQRコードを携帯電話のカメラで読み取ると音声で商品情報を知らせてくれる視覚障がい者向けのソフト「Barcode-Talker(バーコード トーカー)」(ユニバーサルデザイン協創フォーラム開発)など、ICTで障がいをカバーし、生活をより便利にしてQOLやADL(※1)を引き上げる製品が多く登場していました。

USBポートに接続するだけで使える、あご操作マウス「ミレット(millet)」 発達障がい児向け運動練習ツール「ティモコ Tim-Pro」。かざしたお手玉の動きが動画に反応するので、楽しみながら練習できる 視覚障がい者にもバーコードの位置がわかるよう、凹凸によるサインを付けたBarcode-Talker用商品パッケージ(大日本印刷株式会社)
左: USBポートに接続するだけで使える、あご操作マウス「ミレット(millet)」
中:発達障がい児向け運動練習ツール「ティモコ Tim-Pro」。かざしたお手玉の動きが動画に反応するので、楽しみながら練習できる
右:視覚障がい者にもバーコードの位置がわかるよう、凹凸によるサインを付けたBarcode-Talker用商品パッケージ(大日本印刷株式会社)
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そのほかには、使いやすさだけでなくデザイン性を高めた福祉車両や杖、補聴器、車いすといった製品が増えていることも印象的でした。機能性のみならず、色などのバリエーションも豊富な商品は、使う人の選択肢を増やし、生活を豊かにしてくれます。
技術の進歩によって障がいを補う製品が増えることで、障がい者や高齢者がより円滑に日常生活を送り、より積極的に社会に出やすくなっているのでは、と感じられた今年のバリアフリー2014。ICTなどの最先端技術は、障がいの有無や年齢に関わらずすべての人がバリアなき生活を送れるようになるためにも、日々進歩し続けているのです。

カラフルな車いす用のクッション。デザインを選ぶのも楽しみのひとつ カラフルな補聴器。デザインを選ぶのも楽しみのひとつ 機能だけでなくデザイン性も高めた装具(川村義肢株式会社)
左・中:カラフルな車いす用のクッションや補聴器。デザインを選ぶのも楽しみのひとつ
右:機能だけでなくデザイン性も高めた装具(川村義肢株式会社)
(※2)
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※1:ドリームアーク関連記事「言葉の豆知識-QOLとADL-」についてはこちらをご覧ください。
http://www.dreamarc.jp/archives/1314/

※2:ドリームアーク関連記事「川村義肢株式会社 バーチャル会社見学ツアー レポート」についてはこちらをご覧ください。
http://www.dreamarc.jp/archives/1200/

【関連記事】
○バリアフリー2013
http://www.dreamarc.jp/archives/1603/
○高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展 「バリアフリー2012」 レポート
http://www.dreamarc.jp/archives/774/

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