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バリアフリー2013

バリアフリー2013 福祉に関する最先端情報が一堂に会する総合福祉展

西日本最大級の総合福祉展『バリアフリー2013』が開催されました。

障がい者や高齢者の快適な生活に役立つ福祉機器や製品・サービスの最前線を体感できる西日本最大級の総合福祉展『バリアフリー2013』が、4月18日から20日まで、インテックス大阪で開催されました。19回目を迎える今回は、出展者数309社・団体と、前回を上回る規模となり、多数のセミナーやワークショップのほか、補助犬ふれあい教室や義足のダンサー森田かずよさん(※1)のパフォーマンスステージ等の親しみのあるイベントも開催されるなど、熱気あふれる展示会となりました。

熱気あふれる『バリアフリー2013』会場

前年に引き続き同時開催された『慢性期医療展2013』との合同企画では、2回目となる「食のゾーン」や、今年の新企画「認知症と向きあう」といったコーナーが開設され、ミキサーで液状になった食品を手軽にプリン状にできる粉末や、口腔機能の維持・回復により高齢者の全身状態やQOL(※2)の向上につなげる口腔ケアグッズ、映像等による認知症疑似体験など、実物の展示や体験コーナーが充実。「おむつコーナー」には、様々なメーカーのおむつが並び、手触りや大きさを試す人で盛況でした。実物を比べられる展示会ならではの企画といえるでしょう。

左:「食のゾーン」での展示。ミキサーで液状になった食品に粉末を加え、プリン状にして食べやすく 中:高齢者用の口腔ケア用品。口腔機能の維持・回復がQOL向上にもつながる 右:認知症疑似体験ブースは、熱心に説明を聞く体験者で満員

「目の見えない方・見えにくい方のための展示コーナー」では、高齢者や弱視、色盲などの人でもより安全に横断歩道を渡れるよう工夫されたLED信号表示付の音響装置や、超指向性で音源方向がわかりやすいスピーカーなどが展示されていました。実際にこの場で販売しているわけではありませんが、ここで集めた意見を行政に伝えることで、導入が進むのだそうです。展示会は、障がい者や高齢者への情報発信だけでなく、貴重な情報収集の場となっているのです。そのほか、各ブースの点字パンフレット設置はもちろん、点字や視覚障がいへの理解を深めるための点字名刺作成コーナーも開設されるなど、常時多くの人でにぎわっていました。

左:視覚障がい者がより安全に横断歩道を渡れるよう工夫された信号装置 中・右:点字名刺作成コーナー。完成した名刺は、正しく打てているか読み上げてくれる

昨今の防災意識の高まりを受けてでしょうか、特に印象的だったのは、災害時に役立つ新製品。喉での引っ掛かりが少なく、災害時にも水なしで錠剤が飲める世界初の服薬支援ゼリーや、車いすの前輪をてこの原理で持ち上げることで女性ひとりの力でもスムーズに移動できる、これまでになかった脱着式の車いす緊急避難装置などが実演付きで紹介されるなど、日々進歩する技術の積み重ねがひとりでも多くの命を救うことにつながるということが見てとれる展示となっていました。

左・中:水なしで錠剤が飲める世界初の服薬支援ゼリー。高齢者でも楽に飲み込める 右:女性一人でもスムーズに車いすを移動できる、脱着式の車いす緊急避難装置

高齢化はもちろん、障がいを持つことも決して特別なことではなく、誰にでも起こり得ることだからこそ、バリアフリー展のような情報発信の場の必要性は年々高まっているのかもしれません。便利な製品やサービスが少しずつ増え、また浸透していくことで、社会はよりバリアフリーに近づいていくのでしょう。

※1 ドリームアークにて以前インタビューさせていただいた森田かずよさん記事はこちら。
“自分にしかできないこと、きっとある”
http://www.dreamarc.jp/archives/446/

※2 QOLについて詳しくはこちらを。
「言葉の豆知識-QOLとADL-」
http://www.dreamarc.jp/archives/1314/

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